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テクニカルファウル(technical foul)

テクニカルファウル(technical foul)とは、通常のファウルとは違い身体接触の無いファウル(違反行為)のことを言う。試合の進行を妨げるような行為をしたり、フェアプレイの精神を著しく逸脱するような態度を見せたりするとテクニカルファウルがコールされます。

自チームの選手にテクニカルファウルがコールされると相手チームにフリースロー(2投)が与えられ、相手チームのスローインからゲームが再開されます。このときのフリースローのシューターはキャプテンが指名します。

相手の目の前に手を掲げたり手を振ったりして視界を妨げる行為などはテクニカルファウルとなります。実際に吹かれている場面を見たことはほとんどないですが、テクニカルファウルになることを知らずにやっている人は多いです。

また、シュートチェックをする際に手を叩いたり、床を強く踏んだりする行為もテクニカルファウルです。これもルールへの理解が浅い人はよくやってしまっています。

他によくあるのは、シュートを決めたあとにボールに故意に触ってゲームの進行を遅らせる行為。コートの外側にボールを転がすようにしている人をたまに見かけますが、故意でやっているものはすべてテクニカルファウルを吹かれる可能性があります。

トランジション(transition)

トランジション(transition)とは、攻守の切り替えのことで、コンバージョンと言われることもある。transitionとは移り変わりという意味。「トランジションを早くしろ」と言われるときは、「攻守の切り替えを早くしろ」ということ。単に「切り替え」という言葉で表すこともある。オフェンスとディフェンスが激しく入れ替わり、テンポの速いゲームのことをトランジションゲームとも言う。

ディフェンスが準備できていない状態なら、オフェンスが最も簡単に攻めることができる。そのため、ディフェンスが終わった後のオフェンスの切り替えを素早くすることが非常に重要になってくる。特に相手がシュートを決めたときなどは相手も油断していることが多く、こちらが素早くオフェンスに切り替えることでレイアップシュートに持って行けたり、速攻でレイアップシュートにいけなかったとしても、アーリーオフェンスでディフェンスの陣形を崩しやすくなったりする。特に相手がゾーンディフェンスをしてきた場合は、まず最初に狙わなければいけないのは「相手がゾーンを組む前に攻めること」であるので、切り替えの早さがますます重要になってくる。

「切り替えの早さ」という言葉で「速さ」ではなく「早さ」という字を使っているが、トランジションにおいて重要なのは「スピードとしての速さ」ではなく、「時間としての早さ」である。ディフェンスからオフェンスへの切り替えにかかる時間をできるだけ短くする、オフェンスからディフェンスへの切り替えにかかる時間をできるだけ短くする。速く走ることよりも、そういう「反応の早さ」が必要になってくる。

トラップディフェンス(trap defense)

トラップディフェンス(trap defense)とは相手にわざと特定の方向をせめさせるなどして、わなにはめ、ボールを奪うディフェンス。トラップ(trap)は罠、落とし穴、策略などという意味がある。

例えば、45度でオフェンスの選手がボールを持っているとき、わざとエンドライン側にドライブさせるようにコースを開けて守り、ドライブしてエンドラインに近づいた瞬間、ヘルプディフェンスが出てきてダブルチームをしかけ、スティールを狙うディフェンスなどがある。この場合、ダブルチームに行った2人のディフェンスがボールを奪うことはもちろんのこと、その二人がパスコースを限定させ、オフェンスがパスを出したときに他のディフェンスがスティールして速攻につなげる。

通常はオフェンスが断然有利なので、トラップディフェンスをしかけてディフェンス側がオフェンスの動きをコントロールできたら、それは非常に大きな意味を持つ。もともとディフェンスは不利(どうしてもオフェンスの後手に回る)なのだから、こうしたトラップを積極的にしかけ、オフェンスのミスを誘うことが必要になってくるだろう。

ディフェンスがうまい選手になってくると、例えばわざとドリブルをつかせてスティールを狙うとか、わざと抜かせてバックファイヤーを狙うとか、自分一人でもトラップをしかけることができる。

トライアングルツー(triangle two)

トライアングルツー(triangle two)とは、ゾーンディフェンスの形の一つ。特定の二選手に対してはマンツーマンディフェンスをおこない、残りの3人はペイントエリア付近で三角形(トライアングル)を作るように位置取り、相手の攻撃からリングを守る。似たようなディフェンスとしてはボックスワン(一人がマンツーマン、残りの4人が四角形を作る)、ダイヤモンドワン(一人がマンツーマン、残りの4人が菱形を作る)などがある。

例えば良くシュートの入るシューターと、ボールをコントロールする時間が長いポイントガードなど、相手にキーマンが2人いる場合にディフェンスの得意な選手がその2人の選手にボールを持たせない様なディフェンス(フェエイスガード)をし、残りの3人をゾーンで守るというような守り方をする。

当然リスクもある。トライアングルのゾーンを作ると、フロアのスペースが大きく空いてしまうことになる。例えばマンツーマンでマークされている二人がセンターライン付近にいるときは、残りの3人が広いスペースを使ってオフェンスできることになる。そうすると結局トライアングルを崩してマンツーマンのようにマッチアップしなければいけなくなり、普通のマンツーマンと変わらないディフェンスになってしまう。そういうこともあって、一試合を通してずっとトライアングルツーで守るということは少なく、奇襲的な戦法として用いられることが多い。

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