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「ミスしたくない」と強く想えば想うほどミスをする

最近チームのメンバーにトラベリングで悩んでいる選手がいます。ドリブルを付く前に軸足が離れてしまったり、軸足がずれてしまったりすることが多いです。たまにそうなってしまうのならそこまで悩まないでしょうが、何度も繰り返してしまっているので本人もかなり悩んでいるようです。

おそらく今は「トラベリングしないようにしよう」と強く考えている状態だと思いますが、それはむしろ逆効果です。強く想えば想うほど、また同じようなトラベリングをしてしまうことになるでしょう。彼がトラベリングを改善するためには、「トラベリングしないようにしよう」と考えるだけではダメです。そうではなくて、「どういう足の動かし方ならトラベリングにならないのか」を考え、それを実行しようと考えなければいけません。

「トラベリングしないようにしよう」と考えるのではなくて、「軸足を離す前にドリブルをつこう」というふうに考えるんです。「トラベリング」というよくないイメージのままにしておくのではなく、「軸足を離す前にドリブル」という改善のイメージを持ったほうがいいです。

何かミスをしてしまったときに「ミスしないようにしよう」と考えてしまうことが多いですが、そう考えていても結局同じミスをしてしまいます。「ミスしないようにしよう」ではなくて、ミスしないために必要な動き(プレー)はなんなのかを考え、それを実行しようというふうに考えたほうがミスは改善しやすくなります。

例えば「パスミスしないようにしよう」と考えるのではなくて、「こういうパスはミスにつながりやすいから、こういう動作でステップをしっかり踏んでパスを出そう」みたいに考えていたほうがいいんです。

改善するために具体的にどういう動きをすればいいのか。どういうプレーをすればいいのか。ミスをしないようにしよう、ではなくてそういうところまで考えておくと、問題点が一つ一つ改善していけると思います。

早くうまくなりたい

今年の春に中学の女子バスケットボール部に入部しました。周りの人は小学校のときにミニバスをやっていた人ばかりなので、みんなうまいんです!!!私も早くうまくなりたいです。どうしたらいいでしょう?

「早くうまくなりたい」と誰もが思うのでしょうが、これは簡単なことではありません。不可能ではないと思いますけどね。

当然、他の人よりはたくさん練習しなければいけません。周りの人より劣っている部分が山ほどあるのですから、同じ練習をしているだけでは追いつけません。普段の練習以外に自主的に練習をする必要があるでしょう。体育館が使えないときは家でボールをさわる時間を作るとか、イメージトレーニングをするとかしたほうがいいです。

また、人よりたくさん体を動かすだけでなくて、人よりたくさん頭を働かせる必要もあります。「早く」うまくなりたいんだったら、考えて練習していかなければいけません。闇雲に時間だけを費やしても追いつけることはないでしょう。自分には何が足りないのか、周りの人と比べて何が劣っているのか、そういうことを死ぬほど考えて練習していく必要があります。

これで「技術的な部分」はある程度追いつけます。ただ、バスケットボールは技術的なものの他に「経験」というものの影響も強いです。駆け引きのスポーツなので、特に「対人でのプレー経験」という部分で大きな差がつきます。この差を埋めるのがなかなか難しい。たくさんの試合を経験し、たくさんの人と対戦していかないとダメです。「ゲームができる場」を積極的に求めていく必要があるでしょうね。イメージトレーニングをたくさんすることも、経験を増やすためには効果的と言えるでしょう。

動画で動きを確認したほうがいい

頭の中のイメージと、実際にしている動作は違うという話。

私が初めて自分の動作を映像で見たのは高校生の頃。当時は今ほどビデオ機器も普及していなくて(今より断然高価)、携帯も出始めたばかり。携帯にカメラなんてついてなかったし。というかPHSが主流の時代だし。ということで、今のように手軽に自分が動いている映像を見ることができませんでした。今はというと、携帯で動画も撮れるし、デジカメでだってハイビジョンの動画が撮れてしまう。だからこそ「映像」を撮ってみてほしい。

初めて自分のプレーを映像で確認したとき、私は衝撃を受けました。「なんてかっこ悪いんだ・・!」と。私はこんなかっこ悪い姿勢でプレーしてたのか。私はこんなかっこ悪い動作をしてたのか。恥ずかしくてたまらなかったのを覚えています。自分の中のイメージではそんなつもりはなかったんです。まぁかっこいいかどうかは別にしても、もうちょっとマシな動き方をしているつもりだった。でも実際はひどいものでした。

というように、自分の中にあるイメージと実際の動きは大きく違っている可能性があります。その「間違ったイメージ」が上達を妨げている可能性がある。特にまだ技術的に未熟な選手にそのような傾向が見られます。

だから、一度動画を撮って自分の動きを確かめてみたほうがいいです。どんなに変な動きをしているのか、よく見てみたほうがいいです。そうすると、いろいろな改善ポイントが見えてくるはず。そこを直していけばまた一つうまくなれるはず。

自分のシュートフォーム自体あまりきれいではないのですが、友達はもっと汚いので自分流に教えているのですが、何回教えてもまったくなおらないのです。どうやって教えりゃいいでしょうか?

例えばこんな悩みも動画で見せれば一発で解決です。撮影するというのは結構面倒くさいですが、やる価値はありますよ。

抜いた後をイメージする

1対1では勝てるのに、5対5だとシュートまで持っていけない。どうすればいいでしょうか。という質問に対する回答です。

ドライブ

たぶん、頭の中に具体的なイメージが無いんです。抜いたあとどういうプレーをするのかというイメージが。5対5では、一人抜いても当然ヘルプディフェンスが出てきます。だから一人抜いたからといって確実にシュートがうてるわけではありません。

だから次のプレーを考えておかなければいけません。一人抜いて、ヘルプが出てくる。じゃあどうするかということです。

ドリブルやステップでヘルプもかわす、ヘルプディフェンスの前でストップジャンプシュートをする、ディフェンスをひきつけておいてパスをする。さらに、かわすにしてもいったいどういうコースでかわしていくのか、ディフェンスの前でシュートをうつにしても、普通にジャンプシュートできるのか、それとも浮かすようなシュートをしなければいけないのか、ひきつけてパスをするんだったら、どこにいる選手にどういうパスを出すのか。いろいろなプレーが考えられます。それらをあらかじめイメージしておかなければいけない。もちろんイメージするだけではなくて、練習しておかなければいけません。

自分でシュートを決めたいのであれば、ヘルプが出てくるときにどういうプレーをすればシュートが決められるかを考えればいいですね。いろいろな映像を見て研究するのも効果的です。

2010年5月17日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:オフェンス

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