上達していくために2
前回の続き。
そう考えると、「うまくできない=完全にはできていない」「うまくできない=完全に理解していない」ということになるのですが、これは大体の場合正しくて、できない人ってのは、「わかったつもり」「できているつもり」になっていることが多いです。何かをお手本にするときも、同じことをやっているつもりでも同じになっていないんです。だからできない。
「うまくできないってことは、まだ仕組みややり方を完全に理解していないんだ」っていう考え方が必要です。力が足りてない、努力が足りてないと考えるんじゃなくて、理解できていないと考える。
「やってみたけどうまくできない、自分にはできないんだ。」ではなくて、「やってみたけどうまくできない。何ができていないんだろう。どこが違うんだろう。どうやったらうまくできるんだろう。」って方向で考えなければいけないんです。
普通、うまくできなかったら「なぜできないんだろう」って考えると思うんですよね。でも、それができないのは、「自分は完璧にできている」と思いこんでいるからです。
バスケットボールで何かの技術ができないというとき、そのほとんどは「動作や姿勢が悪いからできない」ことが多いです。例えば、シュートが届かないという問題も、筋力の問題というよりは動作の問題であることが多いんです。
でも自分が完璧にできているなんて思い込んでいると、動作の質が低い可能性があることに気づかず、自分の動作を改善しようとしなくなってしまいます。それで筋力が無いとかセンスが無いとか運動神経が悪いとか、そういう「言い訳」を探してしまうんです。本当の原因はそこじゃないのに。
どんな技術でも、正しいやり方でやれば誰でもある程度のレベルまでできるようになります。やり方を正確に理解できれば、身体能力とか運動神経にかかわらずできるようになるんです。
もし現時点で「できていない」のであれば、「どうやったらできるのか、できている人と何が違うのか」ということを徹底的に考える必要があります。あの人ができて自分ができない、なんてことはないんですから。
うまい選手ってのは、何も特別なわけじゃない。ただやり方を正確に知っているだけです。あなただってやり方を知ればできるようになるんです。
2009年09月15日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
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上達していくために1
ある人がよく言っていました。「他の人ができて自分ができないなんてことはない。他の人よりはできるようになるまでに時間がかかるかもしれないけど、それでも絶対できるようになる。」私もそう思います。同じ人間なんだから、同じことができる可能性は持っているはずなんです。体のつくりはほとんど同じなんですから。
でも実際はできる人とできない人がいますよね。シュートがよく入る人もいれば、全然入らない人もいる。ドリブルがうまくつける人もいれば、ボールを見ないとドリブルできない人もいる。速いパスができる人もいれば、ゆるい山なりのパスしかできない人もいる。
その差はいったい何なんでしょうか。
私がよく思うのは「やり方を知らないからできないんだ」ってことです。どうやったらできるか、よくわかっていないんです。だからうまくできないんです。
こう思うのには理由があります。誰かに何かを教えるとき、「やり方」を教えてあげただけで「急にできるようになる」ということも少なくないんですよね。今までうまくできていなかったことも、急にできるようになったりする。だから「やり方を知らないからうまくできないんだよな」って思うんです。
「できない」んじゃなくて「知らない」んですよ。これは人のプレーを見て、指導していく上でも非常に重要な発見でした。
続きます。
2009年09月03日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
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一回の練習を大切にしない人は上達しない
一回の練習は大切です。この一回の練習を「たった一回」と考えるか、「貴重な一回」と考えるか。ここで差が出てきます。
一回の練習でも、目的をもって取り組めば上達します。たった一回でもです。もし、そういう感覚がないのなら、それは「練習をこなしているだけ」だからです。そのように練習に取り組んでしまうと、なかなか上達することができません。
ここでいう「目的」というのは、チーム全体としての目的ではなく、自分個人の目的です。今の自分に足りないところや、今の自分が身につけるべきスキルなど、自分自身が上達するために必要なものを考えた上で目的を決める必要があります。
これがないと、どんなに一生懸命練習してもうまくなれません。チームとしての目的はいいんです。それはチーム練習に参加するだけでもなんとなくは意識できます。でも、個人の目的は誰も設定してくれません。自分自身で考えていかなければいけないんです。
それを毎回の練習で考える。そうすると、一回の練習でも上達することができます。一回の練習で上達できる度合いなんてたかがしれていると思うかもしれませんが、その積み重ねが大事なんです。
今日の練習はこれを練習してみよう。明日の練習はこれを練習してみよう。一回一回の練習を大切にする人はぐんぐん伸びていきます。もっと一回の練習を大切にしていきましょう。練習を簡単に休んではいけませんよ。
2008年08月07日 | コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
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