別にうまくならなくてもいいよ
うまくなればなるほどバスケは楽しくなっていきます。なぜならコートの上でうまくいくことが増えるからです。人は「思い通りにうまくいった時」に楽しさを感じますから、そういう経験を多くできる方が、つまりうまければうまいほうが、バスケを楽しむことができるということになります。
当然うまくなれば試合にも勝てるようになります。バスケットボールは競技ですから、やはり負けるよりは勝ったほうが何倍も楽しいです。試合で勝つだけでなく、一選手として相手選手に勝つのも楽しいです。シュート決められるよりもシュートを決めたほうが楽しいし、パスがカットされるよりもナイスパスを通したほうが楽しいし、ディフェンスで抜かれるよりもディフェンスを抜くほうが圧倒的に楽しいですよね。
「別にうまくならなくてもいいよ」と言いながらバスケをしている人が私の身近にも結構います。でも、そんな感じでバスケしてるのはとてももったいないことをしているんじゃないかなと思います。うまくなればもっとすごい楽しみが待っているからです。そもそも私がよく聞く「別にうまくならなくてもいい」という言葉には、「うまくなれるならなりたいけどなれないから別にならなくてもいいよ」という意味が含まれているような気がします。だから「別にうまくならなくてもいい」わけではないと思うのです。「本当はうまくなりたい」んだと思うのです。その気持ちにキチンと向き合ってバスケに取り組んだほうが自然だし、きっとそのほうがうまくなれます。
バスケットボールはセンスや身体能力に左右される部分も多いですが、努力でカバーできるところも多いです。ポイントをおさえた練習ができれば誰でも上達することはできると感じています。頑張って練習して、挑戦して、うまくなって、もっと楽しめるようになっていきませんか?ぜひ一緒に、バスケを上達させていきましょう。
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上手くなったらプライドを持った人の中でぐちゃぐちゃにされるから上手くならずに楽しくやっていたいという意味で上手くなくていいからっていうんだと僕は思います。
「うまくなれるけど、うまくなりたくない」という考えが読み取れますが、「うまくなれる」と「うまくなりたくない」は同時に成り立つことはないと思います。「うまくなりたい」と思わなければうまくなれないし、「うまくなりたくない」と思うなら「うまくなれる」という状態にはならないです。
自分がうまくなることができれば、プライドを持った人のなかでぐちゃぐちゃにされることはないですよね。実力が向上すればプライドを持った人たちだって倒すことができるんです。だからそれがうまくならない理由にはならないと思いますよ。
私はぜひ向上心を持ってバスケに取り組んでもらいたいと思います。遊びでやるバスケも楽しくていいですが、一生懸命取り組んで、熱くなって、真剣勝負をするバスケも楽しいですから。