5秒ルール（５秒バイオレーション）

5秒ルール（５秒バイオレーション）とは、ボールを受け取ってから５秒以上ボールを持ち続けてはいけないというルールで、スローイン時に審判からボールを受け取った時やフリースロー時に審判からボールを受け取った時、ボールを持った状態でディフェンスにプレッシャーをかけられ、ドリブルもパスもできない時などに適用される。ボールを持ったまま５秒以上経過するとバイオレーションとなり、ボール保有権が相手チームに移動する。

脚力のあるチームはスローイン時やオフェンスがボールを持って立ち止まった時などにボールマンだけでなく周りのオフェンスに対してもプレッシャーをかけ続け、５秒バイオレーションを取るということが試合を通して何度も見られる。相手の動きを５秒間完全に捉え続けなければいけないのでかなりの脚力が必要になるが、強いチームはそういったディフェンスができるように鍛えられてきていることが多い。

フリースロー時の５秒バイオレーションはあまり見られないが、たまにわざそうしているのかなんなのか、受け取ってからのシュート動作がめちゃくちゃ遅い選手がいて、見ている方がドキドキしてしまうことがある。