1-3-1(ワンスリーワン)

1-3-1(ワンスリーワン)とはゾーンディフェンスの陣形の一つ。トップに一人、フリースローラインのあたりの高さに横並びに3人、ゴール下に一人という配置でスタートするが、ボールの移動によってその陣形は2-3などの形に変わる。

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トップにボールがあるとき、トップを守る選手は片方のサイドで攻めさせるようなディフェンスをする(サイドを限定させることでディフェンスの陣形を崩れにくくする)。体の大きい選手がトップで守れるとこの目的は達成しやすくなる。

ウイングにボールが入った時、1-3-1の3の端の選手がチェックに出る。この時不用意に出てしまうと簡単にコーナーにパスを落とされてしまうので、コーナーへのパスを警戒しつつチェックに出る。トップを守っていた選手はボールラインまで下がり、ハイポスト周辺を警戒するが、場合によってはボールを挟みにいくこともある。

コーナーにボールが入った場合、ゴール下にいた1の選手が対応する。その時、もともとハイポストを守っていた1-3-1の3の真ん中の選手がボールサイドのローポスト付近に、逆サイドのウイングがゴール下付近にそれぞれ降りてきてスペースを埋める。この動きはゴール下を守る選手の運動量が非常に多くなる上に陣形が大きく崩れるため、コーナーはウイングの選手が対応することもある。その場合はトップの位置にいた選手が下に降りてきてウイングをケアすることになる。

いずれにせよコーナーを経由したパス回しを軽々とされてしまうとディフェンスの動きが多くなって穴ができやすくなってしまうので、できるだけサイドを限定させ、かつコーナーには簡単にボールを落とさせない、コーナーにボールが入った場合は簡単に戻せないように守るということが大切になってくる。

トレーニングレポート

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