JBL（ジェイビーエル）

JBL（ジェイビーエル）とはJapan Basketball Leagueの略で、日本リーグとも呼ばれていた日本のバスケットボールリーグ。現在はNBL（National Basketball League）へと名称が変わっている。

日本バスケットボール界にはJBLとbjリーグの対立という大きな問題があった。2006年に日本で開催された世界選手権で大きな損失を出し、ナショナルチームの強化も進んでいなかったことを踏まえ、FIBAのバウマン事務総長は運営団体の改革や、リーグの統一化を求めていた。しかし改革やリーグ統合は進まず、結局2014年にはFIBAの会員資格停止処分を受け、国際試合の停止、オリンピックへの出場ができないということになった。

その後日本協会改革のプロジェクトが始まり、チェアマン（議長・長）に日本サッカー協会最高顧問の川渕三郎さんが選出された。川渕さんが指揮を取るようになってからは、これまでのゴタゴタはいったいなんだったのかというくらいにあっさりと問題が解決されたという印象を受ける。制裁は解除されオリンピックへの出場が可能に。女子の日本代表はアジア選手権で見事二連覇を果たし、リオオリンピックへの出場を決めた。