練習についていくのがやっとのままでは上達しない
特に自分のレベルよりも高いレベルの練習に参加している場合(初心者が経験者に混じって練習する場合など)は、どうしても「練習についていくのがやっと」という状態になってしまいます。「言われたことを正しくこなす」という意識が強くなり、「もっとこうしてみよう」とか「違う動きでやってみよう」とか、そういった発展的な発想が生まれにくくなります。そうなってしまうとなかなか上達できません。(だからできることなら個人練習の時間を別で確保したほうがよい)
ただどんなにきつい練習でも、何回か繰り返せば慣れてくるはず。慣れて少しでも余裕が出てきたら、その練習を自分用にカスタマイズすることを考えてみてください。やり方はいろいろあります。例えば、いつもバランスを崩しやすいのなら走る練習の時に走り方を工夫してバランスを崩さないための練習してみたり、リバウンドが苦手なら、シュート練習の時にリバウンドを強く意識してみたり。
チーム練習を個人のスキルアップの場として「利用」できればベストです。個人練習に取り組める環境がある人はぜひ時間を確保して取り組んでほしいですが、それが難しい場合も多いので、チームとしての全体練習の中で個人的な練習をしていくことを考えていきましょう。実際やるとなるとこれがなかなか難しいのですが、そういったことができる人が上達していけるのだと思います。
トレーニングレポート
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