人に教えることによって自分が学べる

blog193

「人に教えることによって自分が学べる」と、ずっと前から周りの人に話しています。学校では先生が勉強を教えてくれますが、誰よりも勉強になっているのは先生自身だと思うんですよね。私も一時期勉強を教えていた時期がありましたが、間違いなく生徒よりも私のほうが理解が深まっていました。これ、バスケの技術やテクニックでも同じこと言えるんです。ミニバスの指導をして、心の底からそう思いました。

まず理解が浅いと人に教えられないですから、教えることができる時点でわりとスゴイです。理解が浅いと人に教えられないのです。私たちは周りの人たちからいろんなことを学んできていますが、その理解が浅く知識として定着していないと、「言葉」にして伝えることができません。

誰かに教えてもらったことを自分の言葉で説明できるか。指導者が言った言葉そのままで人に伝えるのではなくて、「自分の言葉で」言い換えることができるか。それができれば「十分に理解している」状態にあると言っていいでしょう。もしそれができなければ、できるように学ばなければいけない。そのままでは「理解が浅い」ということです。

自分の言葉で伝えることができるようになったとします。自分の知識を人に伝えるということをしていると、自分の中にある知識がどんどん整理されていき、そして整理されるとそれまでは結びつかなかったような情報と結びつくようになって、新しい気づきが生まれたりします。そうやって思考がどんどん進んでいくんですね。今まで気づけなかったことに次々と気づいていくことができますから、人に教えることで、自分自身のバスケットボールもレベルアップするんです。

どうやってシュートをうてばいいのか。シュートの打ち方。どうやってドリブルをすればいいのか。ドリブルのつきかた。どうやってパスをすればいいのか。パスの出し方。どうやってディフェンスをすればいいのか。ディフェンスの守り方。自分の言葉で説明できるでしょうか。ぜひ考えてみてください。人に教えられるくらいに考えがまとまっているのであれば、ぜひ誰かに教えてみてください。また一つ成長できるはずです。

トレーニングレポート

トレーニングした"翌日"の試合で、突然「当たりに強く」なり、「シュートが飛ぶ」ようになり、「動きが素早く」なる。そんなトレーニングメニューを、レポートにして配布しています。普段のコンディショニング、体の強化にぜひご利用ください。詳しくは、こちらのページをご覧ください。
意識の高い人たちは取り組んでいる!自宅で手軽にできるトレーニング5選

プレゼントレポート

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ