人のせいにする人

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世の中はなんでも人のせいにしてしまう人が増えているそうです。「責任」を嫌がる人が増えているそうです。でも、バスケットはそういう思考では上達しません。何かミスや問題が起こったときに「全て自分の責任」と思うことができると、技術を高めていくことができます。

例えば、ナイスパスを出したのに味方の選手がキャッチミスをしてターンオーバーになってしまった。「おいおい、ちゃんとキャッチしろよ」などと言っている場合。まず、「ナイスパスを出した」という考えが自分勝手で一方的なものである可能性があります。相手にとってはナイスパスではないかもしれません。次に「おいおい、キャッチしろよ」という発言。相手にとっては非常に取りにくいパスだった可能性もあります。こういう思考では、責任をあいてにおしつけているだけで、自分が成長することはありません。

もしこのとき、「あぁ、ごめん!取りにくいパス出して悪かった!」と思うことができたらどうでしょうか。相手にとって取りやすいパスってどういうパスなんだろう?と考えますよね。どういうパスなら取れただろう?と考えます。

取りやすいパスが出そうと心がけることで、一つ一つのパスがより丁寧になりますよね。パスの精度が高くなります。さらに、相手がパスを取れる体勢なのかどうかというところも見るようになりますよね。視野、思考が広がります。

たとえ誰が見ても明らかなキャッチミスであっても、今のは自分がもっと違うようなパスをしていればよかったんじゃないかと考えることで、自分自身を改善するきっかけになる。「他の人に責任を押し付ける」ことを「自分の責任」として考えるだけで、これだけ上達するチャンスが生まれるんです。なんでも人のせいにしてはいけないということです。そういう人は、やっぱりなかなか上達しないと感じています。

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