上には上がいるのに頑張る意味

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バスケット選手としてはただの平凡なアマチュアプレーヤー。人よりバスケがちょっと好きなだけで、自分よりうまい人なんて山ほどいます。練習は一生懸命やっていて、少しずつうまくなっているという実感はあります。しかしうまくなればなるほど、上の人たちのすごさがわかるようになってきて、自分の未熟さも明らかになってきます。頂点はどれだけ遠いのかと。どこまでいっても上には上がいる、というのが現実です。

指導者としても、研究者としても同じです。指導の真似事をしてはいますが、やはり上には上がいます(別に自分が上だとは思っていませんが)。自分が一生懸命研究してきたことの答えがとうの昔に公開されていたりします。二年前とかに。まじかよーって思います。勉強すればするほど、すごい人たちがいることを知ることになります。自分が追いつけないほどはるか先を走っている人たちがいることを知ります。先頭ははるか先。上には上がいる。それが現実です。

そういう現実を見てしまったときに、どうせ頑張っても上には上がいるから意味無いのでは・・と思ってしまいそうになるけど、それでも頑張ることに意味はある。・・と思いたい。

そもそも頂点を目指して登っていったとしても、そのさらに上にいる人はほぼ確実に存在します。世界最先端の研究をしているというのなら別かもしれませんが、私のようなただの凡人レベルならどこまで登って行っても上には上がいます。すぐ上にいる人に勝っても、さらにその上にも確実に誰かがいてきりがありません。

だから「目の前の山を一歩ずつ登っていく」という意識が大切なのかなと。頂点を見て、あー俺にはダメだと言って立ち止まるのだけは絶対にダメで、少しずつでも前に進んでいることが大事。その結果頂点にたどり着くことができたならそれは素晴らしいことだけど、仮にたどり着けなくても、歩き続けてさえいれば後ろについてくる人がいます。上には上がいるのですが、後ろを歩いてくる人たちも必ずいるんです。最後尾だと誰もいなくなるけど。

後ろを歩いてくる人たちには教えることができるようになります。その人達の役に立つことができます。これは一種の諦めなのかもしれないですが、そう考えると上には上がいるのに頑張ることの意味というのが見いだせるように思います。

まぁ実際のところは下手でもやりたいからやるし、やっている以上はもっとうまくなりたいなという感じです。ってみんなそうですね。

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