トレーニング後はしっかり食べてしっかり休むことが大事

高校生以上なら筋力トレーニングを行っている人も多いでしょう。トレーニングをしたときに意識してほしいのが「休息」です。筋肉を成長させるためには、体（筋肉）が疲労した時にしっかりと休息をとるということが大切です。

傷ついた筋肉が回復するには時間がかかります。その時間は４８～７２時間と言われていたり２４時間あればいいと言われていたり様々ですが、いずれにしても「休息を取る」というところは共通しています。休息があって、かつ十分な栄養（タンパク質など）を取ることで、トレーニングによって傷ついた筋肉が傷つく前よりも少しだけ強くなります。それを繰り返すことで、どんどん体が強くなっていきます。十分な休息をとらずにトレーニングをすると、筋肉が回復しきっていないときにまた傷つけることになり、強くなるどころか弱っていってしまいます。

筋肉を回復させるためには十分な栄養を摂取する必要があります。回復に使える栄養が摂取できなければ、せっかくトレーニングをしても筋肉が強くなっていきません。日本人は慢性的にタンパク質が不足しているとも言われているので、特にトレーニング直後の食事ではタンパク質を多く含んだものを食べるようにしましょう。おそらく食事だけでは十分なタンパク質は摂取できないので、プロテインなども併用しながらタンパク質などの栄養素を意識的に摂取するようにしたほうがいいでしょう。

小中学生は筋力トレーニングをすることは少ないと思いますが、それでも体がいつもより疲れたりしたらゆっくり休んでください。筋力トレーニングをしていなかったとしても練習後に体を回復させるために必要な栄養を食事で摂取することはとても大切なので、ご両親に協力してもらいながら栄養補給するようにしましょう。また、肉を食べたくないと言う人もたまにいるのですが、タンパク質をとらないと筋肉は強くなっていきません。いいプレーをするには強い体が必要です。強い体を作るために、薬だと思って食べるか、またはプロテインなどで摂取するなどして栄養補給を怠らないようにしましょう。