イメージ画像

○○やってもできませんでした・・

○○やってもできませんでした・・ということを言う人がかなり多いんですが、そういうことを言う人は「やった」というほど練習を続けていないことが多いです。

例えば「筋トレをやってみなさい」とアドバイスした一週間後とかに「やったけどできませんでした・・」と言っていたりするわけです。筋トレじゃなくても、「こういう練習をしてみなさい」とアドバイスした2週間後に「やったけどうまくできるようになりませんでした・・」と。

普通はそんな短期間で今までできなかった新しい技術ができるようにはなりません。新しい技術を身につけるなら、少なくとも1ヶ月とか、3ヶ月とか、練習量(練習時間)が少なければ半年とか1年とか、そのくらいのスパンで考えなければいけないでしょう。その期間ずっと練習し続けなければいけないんです。

いや、その期間ずっと練習し続けなければいけないというのはちょっと違うか。その期間に達していなくても、途中でできるようになった(身についた)のなら「ずっと」練習し続ける必要はないですね。

大切なのは「できるようになるまで練習し続ける」ということです。極端におかしな練習方法でなければ、練習を積めば積むほど目的とする技術に近づいていけるはず。多くの人は「出来る前にやめてしまう」のです。それで「○○やってもできませんでした・・」と言う。できるようになる前に練習をやめてしまってはいけません。できるようになるまで、どうやったらできるようになるか試行錯誤しながら練習を続ける必要があるんです。

緊張との付き合い方

試合前に緊張してしまうという人は少なくないと思います。緊張して思うようにプレーできない。そう悩んでいる人もいるかもしれません。しかし残念ながら、その緊張を完全に無くすことはたぶんできません。できるとしてもかなり時間がかかります。

そこで大切になってくるのは緊張と上手に付き合っていくことです。緊張してしまうのは仕方がない。その状態でいかに良いパフォーマンスをするか。緊張を無くそうと考えるよりも、緊張した状態でも良いプレーをするためにはどうすればよいかを考える。そのほうがいいです。

私の場合は緊張すると足元がフワフワした感じになります。重心が浮き上がるという印象。足元がおぼつかないのでプレーも不安定になり、ミスが多くなります。そこで、しっかりと床を踏みしめることを意識しながらプレーします。特にドライブのときなどは、「重心を低く」とか「相手に強くあたっていくように」ということを意識してドリブルをつくようにしています。

というように、緊張した状態と普段の自分とでは何が違うのかを考えて、その問題点を意識しながらプレーするだけでもだいぶ違います。いつも緊張して○○になってしまう。だから○○の部分は特に気をつけながらプレーしようという感じですね。そうするとパフォーマンスを向上させることができるかもしれません。

緊張を和らげる

質問 大会のときなどに緊張していつも通りのプレーができなくなります。緊張を和らげるためにはどうすればいいですか。

回答 緊張を和らげるためには「回数をこなして慣れる」という方法があります。初めてやることはなんだって緊張しますが、回数を重ねるごとに緊張しなくなっていきます。試合も経験をつんでいけば緊張の度合いは低くなっていきます。

ただし、そのためには「試合でそれなりにプレーできる」必要があります。いくら試合を経験しても、そこで良いプレーができてプラスのイメージがもてなければ、何度経験しても緊張してしまうことになります。成功体験の積み重ねが自信につながり、その自信が緊張をやわらげてくれます。試合で成功体験をつまなければいけないんです。

そういうわけで「練習を積んで技術を高めていくこと」も緊張を和らげるために必要です。うまくなってくると緊張は和らいでいきます。

私もすぐに緊張してしまっていました。以前は試合の前の日は緊張で一睡もできないという状態。体は疲れていて眠いはずなのになぜか眠れないんです。それで朝まで一睡も出来なくて試合当日は疲れた体で試合に臨むという感じでした。

しかし、練習を積んで技術を向上させ、何度も試合を経験し、試合でそれなりにプレーできるという実感が持てるようになってからは、試合の前日に眠れなくなるという頻度は減っていきました。うまくなっている。良いプレーができる。そういう自信が緊張を和らげていきます。

「今すぐに緊張を無くす」という方法は残念ながら無いと思います。地道にコツコツやっていくしかないですね。

今できないことをできるようにしていくという考え

○○できません。どうすればいいと思いますか。という質問がくることも多いですが、どうすればいいと思いますかと言われたら、○○できるようにするしかないと思います。と答えることになります。

例えば、「ドリブルの下手さがひどいと言われました。どうすればいいと思いますか」という質問。どうすればいいかと言われたら、ドリブルをうまくするしかないですよね。下手なままではずっと「お前のドリブルはひどい」と言われ続けるわけですから。

○○できないのなら、○○できるように練習するしかない。こうして文章にしてみるとごくごく当たり前で簡単なことです。しかし私のところに届いている相談メールを読むと、こういうふうに考えることができない人も多いと感じています。

問題を改善してできるようにするという発想がないような印象を受けます。○○ができないなら、○○を練習してできるようにしなければいけないのに、それを他の何かで埋めようとする。ハナから問題そのものの解決を諦めているような、一切考えていないような感じ。今できないことを練習してできるようにしていくという考えが頭にないんです。

なんでもそうですが、上達を目指すということは、できないことを練習してできるようにしていくということです。「○○ができなくて怒られます。どうしたらいいですか。」ではなくて、「○○ができなくて怒られる。○○ができるようになるにはどういう練習が必要か」という考え方ができるようになるといいなと思います。

このページの先頭へ