1-2-1-1（ワンツーワンワン）

1-2-1-1（ワンツーワンワン）とはオールコートゾーンプレスの陣形の一つ。一線の１がスローインの選手またはボールマンにプレッシャーをかけどちらかのサイドに誘導し二線の選手と挟みにいく。そのとき逆サイドの二線の選手とパスカット三線の選手とでパスカットを狙う。

エンドラインからのスローインのパスをサイドラインに近い位置で受けさせると守りやすくなるため、二線の選手がボールを受けようとしている選手にディナイディフェンスをしかけ、外側に誘導し、中央に入ってくるオフェンスに対してはボディコンタクトをしかけ簡単に入れさせないようにする。

サイドにボールが出た場合、すぐにトップの選手と挟みにいき、同時に逆サイドの二線の選手が中央によってリターンパスのインターセプトを狙う。三線の選手は縦パスのインターセプトを狙い、最後の一人はロングパスを警戒する。

一線、二線に動きが速く運動量が多い選手を配置できる場合、非常に有効なプレスディフェンスとなるため、採用しているチームは多い。