シュートが入らないから練習するんだけど
バスケットボール選手なら一生懸命シュート練習をしていると思いますが、シュート練習で大切なのは「決まるシュートをたくさんうつ」ということだと思います。シュートを決めるという成功体験を増やすことで、ゲームでも自信を持ってシュートがうてるようになります。いくら練習だからといって、外してばかりのシュート練習では意味がないということです。
なんだって自分が上手にできることには自信満々で取り組めますよね。そしてうまくいくかいかないかわからずにビクビクしながら取り組むのとうまくいくと確信して自信満々で取り組むのとでは、当然自信満々で取り組んだほうがうまくいく確率は高くなります。シュートもそういう感じでうちたいのです。だから自信満々でシュートがうてるように、練習では簡単に決められる距離でシュートを決めまくるという練習をしてみてほしいんです。
私はよく近い距離から練習したほうがいいよと人に話しています。近い距離で、できれば7~8割のシュートが決められるようになるまで練習する。というか、7~8割くらい決められる距離で練習する。7~8割なんて無理だ!と思うかもしれませんが、実は7割はそんなに難しい確率ではありません。距離が近ければの話ですけどね。しかも最初は4割しか入らなくても、練習を繰り返していくうちに5割、6割と確率を上げていくこともできます。シュートに限らずどんなことでも、回数を重ねればしだいに上手にできるようになっていきますよね。シュートも同じ場所で何度も繰り返し練習すれば、7割という数字は十分に達成可能です。
近い距離で自信を持ってシュートが決められるようになってきたら、その位置から一歩下がった距離で練習します。これはやってみた人ならわかると思いますが、たった一歩下がるだけでも、けっこう感覚が変わりますよ。そうやって少しずつ距離を伸ばしていく。そんな感じがいいですね。いきなりスリーポイントをうってみる、という練習もアリですが、確実性の高いシュートをうてるようになりたいなら、こういった練習をしていくのがおすすめです。
トレーニングレポート
トレーニングした"翌日"の試合で、突然「当たりに強く」なり、「シュートが飛ぶ」ようになり、「動きが素早く」なる。そんなトレーニングメニューを、レポートにして配布しています。普段のコンディショニング、体の強化にぜひご利用ください。詳しくは、こちらのページをご覧ください。
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