良いシューターとそうでないシューターの違い

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バスケットボール選手に「自称シューター」は多いです。自らをシューターと言うのはとても勇気がいることだと思うのですが、それだけシュートに自信があるということなんでしょうね。しかし、シューターかどうかは自分が判断するのではなく、他の人が自分を見た時に判断することです。なので本当にシューターならわざわざ自分で言う必要はないし、「バスケを上達させる」ということを考えたらシューターという称号には何の意味もないのでそこにこだわる必要はありません。

自称シューターでも良くないシュートをうっている選手はたくさんいます。良くないシュートというのは、十分なコントロールができていないシュートのことです。

コントロールされたシュートをうつ選手というのは、リリースの直前に手元でコントロールしている感があります。うまく言葉で説明できないのですが、リングに向かってビャッとうつだけではなくて、最後の最後、手からボールが離れるところでコントロールしている感が感じられます。あまり力んでいる感じは受けず、その分コントロールできているのかもしれません。

フォロースルーもしっかり残っていて、指先がリングのほうを向いていることが多いようです(床のほうを向いていることもありますが)。例えば女子選手のボースハンドシュートなどでは、フォロースルーで指先が外側に大きく開いてしまうようなシュートが見られますが、シュートのコントロールがうまい人は指先が外に大きく開きすぎずにリング方向に残っています。力むと手首が強く返ってしまい、指先大きく開いてしまうようです。

力まずシュートがうてているかどうか。ここが一つ良いシューターとそうでないシューターの境目となりそうです。力まずシュートがうてるように、シュート練習にしっかり取り組んでいきましょう。

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5 Responses to “良いシューターとそうでないシューターの違い”

  1. さき より:

    こんにちは。いつも拝見させていただいてます。
    フォロースルーって何ですか?

  2. リーダー より:

    >さきさん

    コメントありがとうございます。フォロースルーというのは、シュートのときボールをはなしたあとに、指先をリングに向けて形を残しておくことを言います。フォロースルーの形にもこだわってみてください

  3. さき より:

    ありがとうございました。

  4. yoshigakijp より:

    良いシューターの条件とは難しいですね。「シュートしたボールのコントロール」おもしろい着眼点だと思います。私はミドルに命かけてます。抜くスキルがなかったために、少しでもDFをつかせるための策でした。ミドルを毎日100本近くうって8年近くなります。(私は指導者側ですが、今でもプレーヤーのつもりです)
     私は手に乗っているか?ということにかかっていると思います。そのバランスがしっかりしていれば、放たれるんボールもコントロールできるのではないでしょうか?シュートが入らない日はボールが乗らないと感じます。教え子を見ても手に乗っている時間が長い子にはセンスを感じます。
     また外からの飛び道具としてのプレッシャーを与えるというのもいいシューターの役割だとおもっています。中にビックマンがいるときに外から決められる攻撃力はゴール下攻略に重宝します。状況を読んでDFの意識を変えさせるような外からのシュートを打てるシューターは脅威です。

    • admin より:

      コメントありがとうございます。毎日100本というのはすごいですね。100×365×8=292000
      すごすぎです!きっとシュートスキルはかなりのものだと想像します。

      とんでいくボールをコントロールするためにはしっかりと手にのっていることは大切ですね。ここはボールハンドリング能力も関係してくるかもしれません。

      状況を読むことができるシューターは良いシューターですね。敵の心理状況を読んでシュートでプレッシャーをかけられるということも大切です。自分だけがポンポンうつのではなくて味方のボール保持のバランスを考えることもできればもっといいかなと思います。シューターだったら俺が俺がでいってもいいかもしれませんが。

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