人に教えると上達のスパイラルが生まれる

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誰か他の選手に教えることで、自分自身が上達できる。私はメール講座読者やバスケスキルアップ講座ユーザーの方々にバスケットに関する情報をいろいろ教えていますが、情報を手にしたユーザーが学べるのは当たり前として、私自身もユーザーからの感想や相談によって学べる部分が多く、それによって得られたものは、またユーザーに還元していくという良いスパイラルができています。

これはチーム練習の場でも同じことが起こります。初心者プレーヤーに経験者が動作を教える。何もわからない初心者に教えるためには、今まで自分が感覚的にやってきたことを言葉で説明しなければいけません。自分がやるだけならわざわざ言葉にする必要はありませんでしたが、他人に伝えるためには言葉を使う他ありません。しかも説明が曖昧だと相手に伝わらない。そこで感覚的にやってきた部分をもう一度深く考えてみる必要が出てきます。それが、自分自身の動作や自分自身の考えを見直すきっかけになり、人を上達させるだけではなく自分が上達するためのきっかけとなるんです。

私はミニバスの指導をしていたときのこのことを実感しました。子供たちの指導をしていたのですが、それと同時に自分自身も多くのことを学ばせてもらっていました。実際にプレーも大きく変わりました。だから「うまくなりたかったら自分よりもできない人に教えるということをしたほうがいい」と言っているんです。教えてくれとも言われていないのに教えたりしたらいらぬおせっかいだと思われるかもしれないですが、相手がうまくなりたいと願っている人であれば、自分にメリットがありそうなアドバイスは聞いてくれるはずです。それで相手もうまくなって、さらに自分もうまくなったら最高ですよね。

人に教えることによって自分が学べるでも書きましたが、人に何かを教えることは「重要なポイント」を見直すいいきっかけになります。もし人に教えられるだけの知識を持っているなら、うざいと思われない程度に周りの人に教えてあげるようにしてみましょう。

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