続・ボールが滑る

今回は「キャッチミス」に関する
ある体験談をお話したいと思います。

この記事の続きです。

20150613

同じボールを使ってプレーしているのに、
なぜ差が生まれてくるのか。

私はここから
キャッチミスをなくすためのヒントを
得ることができました。

私達のほうがチームとしての
レベルが上だったので、
相手の動きはよく読めていました。

そのためパスコースを塞いだり
ボールマンにプレッシャーをかけたりと、

自由にプレーさせないような
ディフェンスができていました。

相手は余裕を持って
パスができなくなっていましたから、

難しいタイミングでパスをしていて、
なおかつパスコースが塞がれている分
パスがズレていました。

そういう場面で
ボールが滑ってキャッチできず

「ボールが良くない」と
文句を言いまくっていたのです。

でもそれは
「ボールが良くない」のではなく、
「守られている」ということ。

それを実感したのは
私達よりもレベルの高いチームと
対戦した時でした。

私もボールが滑ると
文句を言いまくっていた
チームと全く同じように、

ボールが滑って
キャッチミスしてしまったのです。

この時私は
「ボールが滑ってダメだ」ではなく、
「守られている」と感じました。

いつもより
ディフェンスの間合いが近く、
プレッシャーも強い。

ディフェンスの反応が速く、
動いてもなかなか振りきれない。

そんな中
きわどいタイミングで
パスが出てくる。

(きわどい
 タイミングでしかパスができない)

それがキャッチミスになる。

ミスを誘うディフェンスをされている。
しっかり守られている。

そう感じました。

その時の相手は同じボールで
問題なくプレーしていたし、

チームメイトもうまい選手は
問題なくプレーしていたので、

これは完全に
私の技量の問題だと感じました。

で、問題は
なぜキャッチミスになるのか
ということですが、

それは
「キャッチする準備ができていない」
ということが原因です。

きわどいタイミングでの
パスというのは、

レシーバー(パスの受け取り手)
の予測とは
若干タイミングがズレている
場合があります。

ディフェンスの間を通すための
速いパス(予想以上に速いパス)
がきたりすると、

体の準備ができていない状態で
ボールに触れることになるわけです。

するとキャッチできない。

また、
自分がパスを受けるつもりで
動いていても、

ディフェンスに
反応されていると

自分が思った位置では
ボールが受け取れません。

少し自分の体から
遠いところにパスが出てきたり、

自分のいる位置から離れたところに
パスが出てきたりします。

そういうパスも取れない。

そんな感じで予想から外れた位置や
タイミングでのパスに触れるとき、

キャッチミスが起こってしまう。

これが一つ
キャッチミスの原因として
考えられると、

そう感じたわけなんです。

なので、

ディフェンスを振り切る
動きを磨かなきゃいけない。

(振り切る動きだけではなく
 その他全ての動き)

工夫をしなければいけない。

さらにタイミングのズレや
位置のきわどさをカバーできるだけの
ハンドリング技術を
身につけなければいけない。

そうしなければ、
レベルの高い試合での
キャッチミスはなくならないと。

そう思ったのです。

ということで、

滑るボールで試合をしたところ

キャッチミスを無くすための
ヒントを得られたという話でした。

それでは、また。

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