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上達していくために2

前回の続き。

そう考えると、「うまくできない=完全にはできていない」「うまくできない=完全に理解していない」ということになるのですが、これは大体の場合正しくて、できない人ってのは、「わかったつもり」「できているつもり」になっていることが多いです。何かをお手本にするときも、同じことをやっているつもりでも同じになっていないんです。だからできない。

「うまくできないってことは、まだ仕組みややり方を完全に理解していないんだ」っていう考え方が必要です。力が足りてない、努力が足りてないと考えるんじゃなくて、理解できていないと考える。

「やってみたけどうまくできない、自分にはできないんだ。」ではなくて、「やってみたけどうまくできない。何ができていないんだろう。どこが違うんだろう。どうやったらうまくできるんだろう。」って方向で考えなければいけないんです。

普通、うまくできなかったら「なぜできないんだろう」って考えると思うんですよね。でも、それができないのは、「自分は完璧にできている」と思いこんでいるからです。

バスケットボールで何かの技術ができないというとき、そのほとんどは「動作や姿勢が悪いからできない」ことが多いです。例えば、シュートが届かないという問題も、筋力の問題というよりは動作の問題であることが多いんです。

でも自分が完璧にできているなんて思い込んでいると、動作の質が低い可能性があることに気づかず、自分の動作を改善しようとしなくなってしまいます。それで筋力が無いとかセンスが無いとか運動神経が悪いとか、そういう「言い訳」を探してしまうんです。本当の原因はそこじゃないのに。

どんな技術でも、正しいやり方でやれば誰でもある程度のレベルまでできるようになります。やり方を正確に理解できれば、身体能力とか運動神経にかかわらずできるようになるんです。

もし現時点で「できていない」のであれば、「どうやったらできるのか、できている人と何が違うのか」ということを徹底的に考える必要があります。あの人ができて自分ができない、なんてことはないんですから。

うまい選手ってのは、何も特別なわけじゃない。ただやり方を正確に知っているだけです。あなただってやり方を知ればできるようになるんです。



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