バスケットボールは重い

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バスケットボールは、けっこう大きいし重いです。体格のいい選手ならそんなふうに思わないのかもしれませんが、そうでない選手には大きな問題だったりします。大人がミニバスのボールを使うと、軽くて小さいからすごく扱いやすく感じますよね。ドリブルも強くつけるし、遠くからのシュートも届く。ボールの重さが変わるとこうも感覚が変わるものなのかと驚きます。あぁ、NBA選手はこんな感覚でボールを扱っているのかなんて思ったり。

ボールを重く感じるか、それほど重くは感じないか。これはプレーの質にも関わってくると思います。重く感じていると、シュートレンジやパススピードなど、制限されてしまう部分が多くなりますから。直線的なすごく速いチェストパスが出せて、ディフェンスを翻弄する速いドリブルができて、スリーポイントラインからさらに離れた位置からもシュートがうてる。そういうことができるうまい人たちは「ボールが重い」なんて思ってはいないはずです。

しかし、使っているボールの大きさや重さを変えることはできません。ということは、自分の体を変えていくしかない。体格や力は一人一人違うのに同じボールで戦わなければいけないので体格がよく力があるほうが圧倒的に有利ですが、足りないならそこは「技術」でカバーしていくという発想が必要です。

腕力に頼らずボールをコントロールする技術を磨いていきましょう。自分は力が無いということがわかっている人は、力を入れて体を動かすことで力の弱さを補おうとしてしまいがちですが(私もよくやってしまいます)、腕力に頼ったボールコントロールは遅く、精度も低いです。おまけにそういう動きはすぐ疲れるので何度も繰り返すことができません。腕の力だけではなく、全身の動きでボールがコントロールできるようになると、ボールの重さをあまり感じなくなってくるので、そういった動きを練習していくようにしましょう。

軽く扱えるだけの力があれば手っ取り早いですから、少しずつ力が強くなるように、ボールを扱う練習は思い切り力を入れて練習してみるのもいいでしょう。ドリブルをめちゃくちゃ強くついたりしてみるといいです。また、腕立て伏せなどの筋トレも効果があります。マッチョにはならなくても、トレーニングしたことがない人なら3~5回回数を重ねる頃には違いを実感できるはずです。

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