○○やってもできませんでした・・

○○やってもできませんでした・・ということを言う人がたまにいるのですが、そういうことを言う人は「しっかり練習した」と言えるほど練習を続けていないことが多いです。

例えば「筋トレをやってみなさい」とアドバイスした一週間後とかに「やったけどあまり効果ありませんでした・・」と言っていたりするわけです。筋トレじゃなくても、「こういう練習をしてみなさい」とアドバイスした２週間後に「やったけどうまくできるようになりませんでした・・」と。

普通はそんな短期間で今までできなかった新しい技術ができるようにはなりません。新しい技術が「身につく」というレベルで習得されるには、練習回数にもよりますが、少なくとも１ヶ月とか、３ヶ月とか、練習量（練習時間）が少なければ半年とか１年とか、そのくらいのスパンで考えなければいけないでしょう。そのくらいの期間ずっと練習し続けて、そこで初めて技術が「身につく」のです。

大切なのは「できるようになるまで練習し続ける」ということです。極端におかしな練習方法でなければ、練習を積めば積むほど目的とする技術に近づいていけるはず。多くの人は「出来る前にやめてしまう」から、「○○やってもできませんでした・・」ということになるのです。できるようになる前に練習をやめてしまってはもったいないです。できるようになるということを信じて、どうやったらうまくできるようになるか試行錯誤しながら、うまくできるまで練習を続けていきましょう。