24秒ルール（24秒バイオレーション）

24秒ルールとはオフェンスがボールを保持してから24秒以内にシュートをうたなければいけないというルール。24秒以上経過するとバイオレーションとなりボールの保有権が相手チームに移動する。以前は30秒だったがより多くの得点が入るスピーディーな試合展開を実現するために24秒に変更された。（ただしアメリカの大学バスケ（NCAA）では35秒ルールが採用されている。これはバスケットボールの戦術的な面（ハーフコートオフェンス）を学ぶという目的があるためと言われている）

24秒は24秒計（ショットクロック）オペレーターによって計測される。最近またルールが変更され、オフェンスリバウンドを取った場合はこれまでの２４秒にリセットではなく、１４秒にリセットされることに変更されたが、ショットクロック（計測器）が１４秒のリセットに対応していないものがあり、一部市民大会等では旧ルールで試合を行っている場合もある。

オフェンスがファウルを受けフロントコートからスローインする場合、24秒計の残りが14秒以上であればそのまま継続、13秒以下の時は14秒にリセット、ただしアウトオブバウンズ（カットボール）の場合はリセットせずに継続。ジャンプボールシチュエーション、ダブルファウルなどが起こってボール保持が変わらず再度オフェンスする場合も継続と、なかなかややこしいので、オフィシャルをやる時でも２４秒だけはやりたくないという人も多い。