これからバスケを始める人がボールに慣れるための基礎練習

これからバスケを始める初心者がボールの動きに慣れるための基礎練習のメニューを考えてみました。このメニューは体の移動を伴わないので、ボールの動きに慣れたら体の動きを伴う練習に移行することをおすすめします。

1.ゴール下シュート

ペイントエリアの中、左右45度の位置からバンクシュート(バックボードを利用したシュート)をうつ。30本うつという練習ではなくて、10本決めるという練習をすると良いです。バンクシュートをする際は、バックボードに引かれている小さい四角のラインの上の角を狙うとたいてい入ります。

バンクシュート

2.ペイントエリアの外側からシュート

0度、45度、90度(フリースローの位置)から直接リングを狙ってシュートをうちます。3本決めたら次の位置に移動するというルールを決めて練習するといいです。

5箇所からシュート

3.その場ドリブル

その場でドリブルをつき続ける練習です。両足を肩幅よりやや広く開いて、ドリブルをつく手と逆側の足を少し前に出します(右手でドリブルをつく場合は左足を前に出す)。上半身は軽く前傾させ、膝も少し曲げてバランスの良い姿勢を作ります。そして強くドリブルをつきます。

肩の高さでドリブル、腰の高さでドリブル、膝の高さでドリブル、足首の高さでドリブルの4つを練習します。力強くドリブルをつくことがポイントです。

その場ドリブル

4.その場ドリブル 前後

先ほどの姿勢と同じか、両足をやや揃えるようにして、ボールを体の横で前後につきます。これも肩の高さ、腰の高さ、膝の高さ、足首の高さでできるように練習します。肩の高さのドリブルは、床ではずんで上がってきたボールを引き上げるように上に持ち上げるのがポイントです。

その場ドリブル前後

5.その場ドリブル 左右

体の前でボールを左右に動かすドリブルです。これは肩の高さ、腰の高さ、膝の高さで練習します。リズミカルにボールを動かしましょう。

その場ドリブル左右

6.壁パス チェストパス

壁に向かって両手でパスを投げます。狙うポイントを決めておくと良いです。できるだけ直線的なパスがいくように意識します。強いパスが出せるように姿勢や体の動き(重視に動など)も工夫して練習します。

7.壁パス バウンズパス

両手でバウンズパスを出します。バックスピンをかけるとボールがはずまないので、高くボールが弾むように工夫しながら練習します。

8.壁パス ワンハンドパス

体の横から片手で押し出すようにパスを出します。

9.壁パス ワンハンドバウンズパス

片手パスをバウンドさせます。跳ね返りが弱くならないように注意します。

こんな感じです。回数などは練習をする人が自由に決めてOKです。あまりきつい目標を立てるのではなく、簡単にクリアできるくらいの目標にしておいたほうが練習が長続きすると思います。

トレーニングレポート

トレーニングした"翌日"の試合で、突然「当たりに強く」なり、「シュートが飛ぶ」ようになり、「動きが素早く」なる。そんなトレーニングメニューを、レポートにして配布しています。普段のコンディショニング、体の強化にぜひご利用ください。詳しくは、こちらのページをご覧ください。
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