シュート練習ってどうやればいいんですか
シュート練習ってどうやればいいんですか。という質問に対する回答。
いきなり遠くからシュート練習を始めてもいいんですが、基本的にはよく言われているように、ゴール下から始めて順に距離を伸ばしていくのがいいと思います。シュート練習で大切なのは「楽しさ」を感じることです。シュート練習が楽しいと思えれば、自然と練習量が増えていきます。そして楽しさを感じるのはやっぱりシュートが入った時なので、シュートが入る距離で練習することが大切です。
初心者がいきなりロングレンジのシュート練習をしても効率はよくないかもしれません。まず届かせることが大変で身体的にも結構負荷がかかるし、シュートがなかなか入らないのでモチベーションの維持ということでも問題があります。「遠距離のシュートはうたない」と決めつける必要はないですが、基本的には近い距離でシュート練習をしたほうがいいでしょう。
近い距離でシュート練習していてシュートがうまくなるのか?と思うかもしれないですが、むしろペイントエリア周辺でのシュート練習をしておくことのほうがシュート技術を高めるためには重要だと考えています。シュートが苦手な人は「中途半端な距離でのコントロールが苦手」です。スリーポイントとかゴール下とか、そういった最も近い距離と最も遠い距離のシュートはコントロールができているというか、コントロールしているというよりも体が「このくらいの力でうつ」ということを覚えているので比較的いい感じでうてることが多いのですが、中距離になると力の調整ができなくてコントロールされたシュートをうつことができません。「微妙な距離でシュートをコントロールする」という練習をするためにも、近距離~中距離でのシュート練習がいいなと思うのです。もちろん、遠い距離のシュートも練習しておいたほうがいいのは間違いないんですけどね。
まずはゴール下のシュートを100本中90本くらい決められるように練習することをオススメします。バンクシュートを使えばそれほど難しくないと思います。そのくらい決められるようになったら、ペイントエリアのライン周辺でシュート練習をしてみましょう。ゴール下をこなしたあとだとそれだけでだいぶ入るようになっているはずです。その周辺で8割から9割の成功率を目指して練習しましょう。そこで8割から9割くらい決められるようになる頃には、もう少し遠いシュートも届くようになっているはず。そうしたら無理なく遠い距離のシュートも練習できるようになります。そんな感じです。
トレーニングレポート
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