シュートは一点集中的な動作で
Mくんのド素人の挑戦。
最近時間が作れず
練習に行けていなかったが、
つい先日久しぶりに
練習に顔を出すことができた。
久しぶりの練習では、
一つ一つのプレーの精度が
上がっていると感じる人が何人かいた。
新しい技術を身につけたわけではないので、
一見変わっていないように見える。
でも、同じことをやっているのだけれど、
それがより強く、より速く、
より正確になっている。
練習を続けていれば自然と
そうなっていくものだけれど、
そうならない人もいるので
これはこれで素晴らしいことだと思う。
さて私が注目していたMくんはと言うと、
まさに新しいことができるようになったというよりは、
今までできていたことの質が
高まったという形で上達が感じられた。
意気揚々と
「俺のシュートフォーム見てくださいよ!」
と練習後に話しかけてきたMくん。
リバウンドとパス出しをしながら
彼のシュートを注意深く観察していたが、
確かに「見て下さいよ!」と自分から
言えるだけのことはある。
シュート動作の崩れがかなり少なくなっている
(毎回同じ動作でうてるようになっている)。
ますます自信を持って
シュートをうてるようになってきたようだ。
ただ若干動作が
バラバラになっているように感じたので、
一つアドバイスしてみた。
「うつために動作している時間を短くしてみて」と。
特に気になったのは
肘の伸ばしと手首の返しの時間差。
ほんの僅かだが少しずれているようだった。
肘を伸ばして→手首を返すのではなく、
それを同時に一瞬で終了させるという感じで動く。
肘を伸ばして→手首を返すという動作だと、
動いている時間が長くて
力がジワーっと伝わる感じだが、
それを一瞬で終わらせることで、
一点集中的な動作にするような、
そんなイメージ。
すると力強くボールが飛んでいくようになる。
結果、シュートの精度がかなり高くなった。
今まで入っていなかったシュートが
入るようになったものだから、
Mくんも「これやべぇ!」と興奮し、
疲れて腕に力が入らなくなるまで
シュートを打ち続けていた。
たぶん今はシュート練習が
めちゃくちゃに楽しいはず。
次回練習に行った時は
またうまくなってるだろうと思う。
トレーニングレポート
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