シュートは集中力で変わる

blog016

先日友人が教えているミニバスチームに出張指導に行ってきました。その日は低学年が試合でいないため、6年生6人だけの練習。バスケって楽しい!と改めて思ってもらえるような練習がしたいとのことだったので、シュート練習を多めにドリブルの練習など、6人全員が楽しめるようなメニューを考えていきました。

6人の中には初心者っぽい子もいて、シュート練習ではなかなか苦戦していました。一人○本決めるまでというシュート練習が多かったので結構時間がかかります。いくらシュート練習といえども、長時間同じことをやっているとつまらなくなります。練習が楽しくなくなるとまずいと思い、声をかけるようにしてみました。

パスを受けてシュートをうつ、うったら逆サイドへ走っていってまたパスを受けてシュートをうつ、ということを繰り返す練習だったのですが、シュートをうつ直前に「よく狙って!」と声をかけます。リングをよく見ずに適当にボールを放っているような感じがしたので。

すると、シュートをうつ直前の顔つきが一気に変わりました。ニコニコしていたのが、うつ直前にキリッと集中した顔つきになったんです。

視線を逸らさずボールをリリースするまでじっとリングを見つめています。そういうシュートは入るんです。入ったらすかさず「いいよ!ナイッシュー!」とほめます。そしてまたうつ直前に「よく狙って!」と声をかける。声をかけるようになってからは連続でシュートも決まり、意外と早くその練習を終えることができました。

集中力でシュートって大きく変わるんですね。特に初心者は「リングに集中する」っていうのがどういう感覚かわからないですから、練習しているときに「リングをよく見て!」とか「リングをよく狙って!」とか声をかけてやると、リングに集中したシュートがうてるようになるかもしれません。

それにしても、あんな声かけ一つで顔つきがまるで変わるっていうのには驚きました。周りの大人達のサポートって、ものすごく重要だなーと思いました。

トレーニングレポート

トレーニングした"翌日"の試合で、突然「当たりに強く」なり、「シュートが飛ぶ」ようになり、「動きが素早く」なる。そんなトレーニングメニューを、レポートにして配布しています。普段のコンディショニング、体の強化にぜひご利用ください。詳しくは、こちらのページをご覧ください。
意識の高い人たちは取り組んでいる!自宅で手軽にできるトレーニング5選

プレゼントレポート

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ